➖善き備えとは?➖
早朝にいただいたお問い合わせから・・・
グレースセレモニーは、このたび2周年を迎えました。小さな働きではありますが、神様が始めてくださり、今日まで導いてくださっていることに心から感謝いたします。「必要な方に仕える出会いを与えてください」と祈りつつ、新しい年へと歩みを進めてまいります。
早朝に届いた一本の電話
先日の明け方、お問い合わせのお電話をいただきました。
お話を伺うと、義理のお父さまが召されたとのことでした。少し前に病床でイエス・キリストを信じ、受け入れてくださったそうで、「できればキリスト教でお見送りをしてあげたい。流れを教えてほしい」というご相談でした。
そこで、これからの葬儀の大きな流れや、仏式との違いについてご説明いたしました。しかし、他のご親族にクリスチャンはおらず、お父さまがキリストを受け入れたことを知らないため、賛同していただけるかどうか分からない、仏式で葬儀が進められてしまうのではないかと心配されていました。
「ご親族に福音を伝える機会が与えられますように、神様に祈りましょう」とお伝えして電話を切りました。残念ながら、その後ご連絡をいただくことはありませんでした。ご理解いただくことが難しかったのかもしれません。
晩年の信仰を、家族に伝えられない悔しさ
この2年間を振り返りますと、このような場面に何度か出会いました。
特に、晩年にキリストを信じられた方の中には、そのことをご家族全員に伝えられないまま召された方もいます。また、病床で信じられた方は、ご家族にお伝えする時間そのものが限られていたこともあります。
もちろん、イエス・キリストを信じて召されたのですから、その魂は天に迎え入れられ、平安のうちにあると信じています。それでも、ご家族にその信仰を伝えられなかったことは、少し残念な気持ちが残ります。
ご自身で書けない方にも、信仰の証しを残せないか?
グレースセレモニーでは、あらかじめエンディングノートに、ご自身の信仰の証や葬儀についてのご希望を書き記しておくことをお勧めしています。
しかし、書くことが難しい方もいらっしゃるのも事実です。そのような方は、どのようにご自身の信仰やご希望を伝えたらよいのでしょうか。
考えてみると、次のような形も良いのではないかと思います。
携帯電話を使って、声で信仰の証しを録音して残す
音声をAIにより文字起こしをして、言葉を文章として残す
信仰告白をビデオに記録しておく
家族に届く、小さな信仰の種
ただ、ひとつ難しいことがあります。私どものホームページに出会ってくださる方は、ほとんどが地上の最後の歩みをされている方のご家族か、すでに召された後に遺されたご家族の方です。ご本人が言葉で残すこと自体が、すでに難しくなっている場合が多いのです。
ですから、もし周りにエンディングノートを書く備えが難しい方がいらっしゃいましたら、ビデオや声で信仰の証しを残すことをお伝えいただきたいと思います。
どんなに小さな信仰告白でも、ご家族やご親族の心に信仰の種を蒔く機会となることを願っています。それが神の喜ばれる「善き備え」となるのではないでしょうか。
イエスは言われた。「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。
また、生きていてわたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。このことを信じますか。」
ヨハネの福音書11章25~26節
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