「エンディングノートを書いてみませんか?」 善き備え

目次

エンディングノートとはどのようなものでしょう?

「エンディングノートとは」

法務省が定めたエンディングノートとは、自分自身に何かあった時に備えて、ご家族が様々な判断や手続きを進める際に必要な情報を残す為のノートです。また生活の備忘録として、そしてこれまでの人生を振り返り、これからの人生を考えるきっかけを作り出すとのです…と記されています。

ではクリスチャン向けのエンディングノートとはどのようなものでしょうか?

クリスチャンのエンディングノート

聖書(詩篇103篇2節)
「わがたましいよ。主をほめたたえよ。
 主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな」

心を静め、自分の人生を振り返り、神が私に何をしてきださったのか、神の恵みを思い出し、感謝を捧げ祈りつつ、歩んできた信仰生涯の証を残しましょう、この事を最も大切な柱として作られています。

これまでの歩み

ご自身の信仰生活を振り返りつつ、教会に初めていった時、洗礼を受けたのはいつか、好きな御言葉、好きな讃美歌など記していきます。
そして、見開き2ページに神がご自身の人生に何をして下さったのか「証」を書いてみて下さい。

その後 自分史(略歴)を記入するページになります。
誕生から今までの大きな節目ごとにあった出来事を記していきます。

次に神が与えて下さった財産をどう管理し、どう託していくのか整理してみて下さい。

聖書(ピリピ人への手紙3章20節)
「私たちの国籍は天にあります。」

これからの歩み

天の御国に帰る為の備えをしてみましょう

人生最後の歩みのために(ご自身の希望を記しておきます)
 ・完治が難しい時の告知は希望するか?
 ・延命治療について など

ご自身の葬儀、埋葬の準備
自分らしいお別れをする為に祈りつつ、ご希望を記して下さい
  ・二日葬か一日葬か火葬式か
 ・場所はどこで?(ご自宅、教会、式場など)
 ・どの位の規模で?
 ・告別式で歌う讃美歌は?
 ・司式はどなたに依頼するのか?
など細かく記入していきます。

葬儀に参列して下さった方々への感謝やお伝えしたい言葉、家族や大切な人への言葉も書いておきましょう。

エンディングノートの記入をお勧めする理由は・・

死の備えをすると言う事以上に、慌ただしい日常の中で、一度主の前に静まり、今までの人生を振り返る事を通して、神の愛と憐れみを受け取り、人生のあらゆる場面に神が共にいて下さったことを思い巡らせる時を持って頂きたいからなのです。苦しい時期も振り返ってみた時、そこに神の助けや慰めがあったと気づく事もあると思います。

そして感謝を持って証を記し、キリストの十字架により与えられた復活の力と御国に希望によって、         これからの歩みが祝福されたものとなるように願っています。時間の経過と共に気持ちや状況が変化した時は、その都度更新し日付も書いておくことよいでしょう。お一人お一人を通して与えられた証が、どなたかの救いの為に神が用いて下さる事を切に祈ります。 

👉エンディングノートについてのお問い合わせはこちらから

東京、神奈川、埼玉、千葉でキリスト教の葬儀をご希望の方は、どうぞお気軽にグレースセレモニーまでお問い合わせください。グレースセレモニーは、事前のご相談からご依頼主様と同じキリストを信じる者として、共に祈り準備を重ねて参ります。葬儀を通して、召された方の信仰の歩みから、参列者お一人お一人に福音を分かち合い、キリストを紹介する場として、召された方の思いを大切にしつつ、最大限お手伝いさせて頂ければと願っております。

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