➖ 看取りというミニストリー ➖キリスト教の葬儀と信仰

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看取りというミニストリー

心のケアは神にしかできない

看取りのミニストリーは、終末期を迎える方やその家族を精神的、霊的に支える活動です。このミニストリーは、その方が人生の最終段階を平安に迎えられるように、また家族がその過程でサポートを受けられるようにすることを目的としています。具体的には、祈りやカウンセリング、霊的なガイダンスを提供し、安心して過ごせるように支援するものとされていますが、本来は教会の牧者や信徒が中心になりケアしていくことが望ましいのかもしれません。しかしクリスチャン人口が、1%にも満たない日本においては、牧者の数も不足していると言われ、地域によっては教会自体も閉じざるを得ない状況です。一方で信徒は高齢化が進み、看取りのミニストリーの必要は高まっています。そのような中で、葬儀社に求められているのは、単に葬儀という儀礼典に終わるのではなく、その前後のコンサルティングケアに、祈り心をもって、仕える必要性が生まれているのではないでしょうか。

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