➖葬儀あるある②➖ “おまかせプラン”の思わぬ落とし穴
誰のためのおまかせ?
おまかせプラン
最近では、多くの葬儀社が「おまかせプラン」「定額セットプラン」といった形で料金を提示しています。
「全部おまかせできるなら安心」「定額だからわかりやすい」と思われる方も多いでしょう。
しかし実際に中身を見てみると、「思っていた内容と違った」「不要なものまで入っていた」というお声を聞くことが少なくありません。
“セット”の中にある見えにくい部分
おまかせプランの中には、祭壇装飾、霊柩車、スタッフ人件費、花束、返礼品などが「一式」として含まれていることが多いです。一見、便利でシンプルに見えますが、細かく確認していくと「親族だけなのに大きな祭壇の費用が計上されている」「参列6名でもスタッフ4〜5名分の人件費が入っている」といったケースも見られることがあります。また、プランに含まれている内容を“削っても”金額が変わらないこともあります。
つまり「不要な項目を外して調整する」という柔軟性が持てないのです。
“わかりやすさ”と“納得できる内容”は別のもので定額制は一見明朗に見えますが、「何にいくら掛かっているのか」が分かりにくいと、後から疑問が残りやすくなります。
一方、項目ごとに明細が分かれた見積もりなら、費用の理由が把握でき、不必要なものを避ける判断もしやすくなります。たとえば、祭壇や花装飾を簡素にして、お花を手向ける時間をゆっくり取ることで、心に残る温かいお別れが叶うこともあります。葬儀は“豪華さ”よりも、“納得と心の通う時間”が大切ではないでしょうか。
「内容を理解しながら選ぶこと」
一番大切な事は、いざという時の為にご家族がよく話し合い、ご本人ならどの様なお別れを望むか、ご家族は何を大切にしたいかなどの備えをされておく事だと思います。
そのためにも、「内容を理解しながら選ぶこと」が本当の安心につながります。
またほとんどの葬儀社の見積もりには、斎場での火葬料や待合室料金が入っていません。総額がいったいいくらになるのか、あえて見えにくくなっているとも言えるかもしれません。
“まかせる”前に、まず“知る”こと
「おまかせプラン」という言葉に安心感を感じるのは自然なことです。
けれども、“まかせる”前に“知る”ことが、ご家族を守る第一歩です。見積もりは1社だけでなく、2〜3社を比較するだけでも大きく違いが見えてきます。
ご家族の想いを大切にしたい方こそ、「おまかせ」に頼りすぎない目を持ってほしい――と思います。
大切なお別れの時、納得いかない気持ちや葬儀社への不信感の中、執り行われるのはとても悲しい事です。葬儀の事はお任せして、ゆっくりと召された方に心を向け、お別れの時を過ごして頂きたいと願うのです。
グレースセレモニーでは、そのための事前相談、見積もり明細をいつでもお受けしています。

