➖みことばから葬儀を考える⑥➖ キリスト教の葬儀と信仰
みことばから葬儀を考える
キリスト教の死生観
コロナ禍を経て、華美で仰々しい葬儀が見直される傾向にあるのは、歓迎すべきことだと思います。 だからこそ、わたしたちは より内容へと目を向け、神が喜ばれる葬儀とは何かを祈り求めます。
詩篇90篇3〜6節より
あなたは人をちりに帰らせて言われます。「人の子らよ、帰れ。」 まことに、あなたの目には、千年も、きのうのように過ぎ去り、夜回りのひとときのようです。 あなたが人を押し流すと、彼らは、眠りにおちます。朝、彼らは移ろう草のようです。 朝は、花を咲かせているが、また移ろい、夕べには、しおれて枯れます。
知恵ある生き方への招き
詩篇90篇全体を通して、「生涯の日を正しく数える」こと(12節)が勧められています。これは、死によって自分自身の人生の有限性を認識しつつ、神により頼んで意義ある日々を送ることを意味します。前半の3~6節では、人の一生の儚さと神の永遠性を対比し、後半では自分の力だけで生きていく事の虚しさを教え、悔い改めと祈りをもって、神との関係性を見つめなおし、神に立ち返ることを勧めています。更には新約聖書において、私たちイエス・キリストを信じる者は、神からの約束と希望を頂いていることを教えています。「終わりの日にイエス・キリストと共によみがえり、この世にあっては永遠のいのちを持つ」
ヨハネによる福音書11章25節
イエスは言われた。「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。
📖 過去のシリーズ記事もぜひご覧ください
🔹 第1弾:聖書に学ぶ葬儀①
🔹 第2弾:聖書に学ぶ葬儀②
🔹 第3弾:聖書に学ぶ葬儀③ 🔹 第4弾:聖書に学ぶ葬儀④ 🔹 第5弾:聖書に学ぶ葬儀⑤
グレースセレモニーは、事前のご相談から、ご依頼主様と同じキリストを信じる者として、共に祈り準備を重ねて参ります。葬儀を通して、召された方の信仰の歩みから、参列者お一人お一人に福音を分かち合い、キリストを紹介する場として、召された方の思いを大切にしつつ、一都三県でのキリスト教葬儀を、最大限お手伝いさせて頂ければと願っております。
