➖キリスト教の葬儀とは➖ キリスト教の葬儀と信仰
仏式のご葬儀と何が違うの?
ピリピ人への手紙3章20節
私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。
キリスト教の葬儀とは
キリスト教の葬儀は、亡くなられた方の成仏や供養・冥福を祈るためのものではなく、生と死を司っておられる神への礼拝として行われます。神以外の存在は礼拝の対象ではないので、遺影や遺体に手を合わせることも拝むこともしません。仏式のような僧侶による読経や焼香も、位牌などもありません。もちろん数珠も必要としません。
キリストを信じる者は、この地上の肉体が滅んでも、魂は天に上り永遠の命が与えられるという約束が希望です。天に召された方の魂も神の御元で迎え入れられ、平安の中に移された事を記念する儀式として執り行われます。死は全ての終わりではなく、神の御元に召される(帰る)入口であるということです。この地上を生きる私たちにとって、別れはつらく悲しいことですが、決して嘆き悲しみで終わるものではなく、私たちもいつの日か天に帰り主と共に、先に召された方々と再会する希望を伴っているのです。
キリスト教の葬儀は、式次第に沿って司式者(牧師であって葬儀社ではありません)が進行します。内容や順序が分からなくても、心配はいりません。牧師のお話(説教)では、天に召された方の生涯を、その祝福されたときも試練の中でさえも、守り導いてくださった神について聖書から語られます。式中に歌われる讃美歌はご存じなくても、心を合わせ、その歌詞の意味を味わって頂ければと思います。
グレースセレモニーは、事前のご相談から、ご依頼主様と同じキリストを信じる者として、共に祈り準備を重ねて参ります。葬儀を通して、召された方の信仰の歩みから、参列者お一人お一人に福音を分かち合い、キリストを紹介する場として、召された方の思いを大切にしつつ、一都三県でのキリスト教葬儀を、最大限お手伝いさせて頂ければと願っております。
