➖Grace Ceremonyグレースセレモニー多くの出会いを感謝いたします!!➖                            

グレースセレモニーは、おかげさまで11月1日にキリスト教専門葬儀社として、独立1周年を迎えることができました。


この1年を振り返ると、すべてが神の憐れみと恵みによる歩みでした。多くの方々との出会いが与えられ、開かれた扉を一歩ずつ進んでこられたことを、心から神に感謝いたします。
1周年という節目を迎え、改めて「この様な働きもグレースセレモニーに与えられた役割なのか」と感じた出来事を一つご紹介させて頂きます。

目次

キリストを知らない家族との間で

<一通の「葬儀相談」のメールを頂きました。>

ある日、一通のご相談のメールを頂きました。関西地方に住む女性の方で、東京都下に住んでおられるクリスチャンのお母さまの体調が思わしくないので、キリスト教の葬儀について伺いたいとの事でした。

<信仰の友でもある母の為に>

この方はご長女で、お母さまとはよく讃美を歌い、祈っていて共に信仰を励まし合っておられるとの事で、お母さまの葬儀は讃美歌と神の恵みの中、見送ってあげたいと希望されていました。又葬儀を通して、まだキリストを信じていないご家族にも証になる事を強く願っておられました。

まずは簡単なプランやご準備から万が一の際までの流れをご説明する為のメールをお送りしてから、私たちも心を合わせて祈らせて頂きました。

キリストを信じていないご家族に

葬儀の内容に関するやり取り以外にも、キリストを信じていないご家族に、どのようにお母さまの希望を伝えるか、悩みながら主の導きを祈っておられました。というのもお母さまが信仰を持ち洗礼を受けた事は、他のご家族はご存じないとの事でした。

それでも共に祈りつつ、できる備えをしながら、メールでのやり取りを重ねました。又ご長女の通われる教会のお仲間が祈り支えておられる事に、とても力を得ておられました。

<家族への証し>

東京のお母さまのお近くで、同じ教団の教会と牧師がご葬儀に協力してくださる事も決まり、なんとかご家族の心が開かれる事を共に神に願っていました。

そのような中で、とりわけ頑ななお父さまや弟さまに、お母さまのイエス・キリストに対する信仰、讃美が好きでいつも一緒に讃美したり、祈っていたことを証しする機会が与えられました。

これまでは否定されるのが怖く、家族に言えずに2人だけでひっそりと、神との時間を過ごしていたことなど、お母さま自身は話すことができない状態になってしまった中で、ご長女が神に背中を押され、全てお話しすることができたとご報告くださいました。

<神のみこころを求める>

しかし残念ながら最終的なご家族の理解を得る事は叶いませんでした。そして最後はお母さまの近くで仕えてこられた、弟さまの方針に委ねる決意をされました。

それでもご長女は、お母さまが地上の歩みを終えた時、その魂はすでに天の御国に迎え入れられている事は変わらないし、祈って神に求めた事、家族に伝えられた事はきっといつか実を結ぶと信じて、前向きに歩みを進められるように、神によって強められておられました。

私たちにとっては、一度もお会いした事もない方でしたが、同じキリストを信じる者として、約1ヶ月近く心を合わせて祈らせて頂き、ご家族へ伝える事への葛藤や、神への忍耐強い祈りを見させて頂き、私たちの方が励まされました。

同時にこの様な時のためにも、お母さまご自身でご家族にお伝えするにはどの様にすれば良かったのかとの思いと、クリスチャンではないご家族と一致することの難しさも学ばせて頂きました。

それゆえにエンディングノートの啓蒙も、私たちに与えられた大事な仕事と実感させられました。

これからも様々なご事情を抱えられたご家族のご葬儀に関わらせて頂く事と思いますが、神の助けを祈りつつ、仕えていければと思わされました。

「私たちの住まいである地上の幕屋がこわれても、神の下さる建物があることを、私たちは知っています。それは、人の手によらない、天にある永遠の家です。」

コリント人への手紙第二 5章1節(聖書)

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グレースセレモニーは、事前のご相談から、ご依頼主様と同じキリストを信じる者として、共に祈り準備を重ねて参ります。葬儀を通して、召された方の信仰の歩みから、参列者お一人お一人に福音を分かち合い、キリストを紹介する場として、召された方の思いを大切にしつつ、一都三県でのキリスト教葬儀を、最大限お手伝いさせて頂ければと願っております。

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